噂(ではない)のモペッド
ここのところ、なんだかんだで忙しくてスクーター達と向き合っていなかったので、たまにはスクーターの事を書いてみたいです。ま、僕は素人ですけどね!!
といっても、スクーターに乗る殆どの人が素人だろうから、素人インプレッションもいいんじゃないでしょうか!!
今回取り上げるのは、嫁のドイツ製モペッド、SACHS optima50です。

かわいいっしょ!!??(親ばか)
これは日本だとホノラリーさんが輸入総代理店です。
で、買ったときには取扱説明書も何にもついてこないという代物です。
店の人によると、何かあったら電話してくれたほうが早い、とのことですが
おたくが定休日だったらどうするんじゃい、というツッコミが・・・・。
少なくとも我々夫婦のような素人のために、軽い説明書ぐらいはつけてくれてもいいんじゃないかのお・・・・そういうことならせめて先に言ってくれと。
と、毒を吐いたところでそろそろいってみます。写真大会です。
現在、この型のオプティマは製造していないという噂がありまして、それも多分、EUの排ガス規制絡みだと思うんですけど・・・・ホノラリーには結構まだストックがあるみたいですよ。パーツ供給は大丈夫なんでしょうか、そして修理は(検閲削除
デザインに惹かれたアナタ、ここで冒険するのもテだぜっ(自己責任で・・・)
まずは気になる装備編!

このモペッド、ホーン(クラクション?)は付属していません。他のモペッドのことをよく知らないのですが、とにかくoptimaには、この「不健康なおっぱいプリン」のようなベルが装備されているんです。ちなみに我々夫婦は、購入以来、嫌な予感がするのでこのベルを鳴らした事がございません。
せめて自転車よりは大きくていい音するんだろうなあ・・・・
あ、ところでこの左手のレバーは、エンジンをかける時に握るレバーであります。
ブレーキじゃありません。

そして、リアキャリア。そう。この金具にはバネが仕込んであり、不審者が荷台を踏むと、パッチーン!!となるわけがありません。でも、グローブとかをはさんでおける感じですかね。バネによって金具と荷台の間に、何かをはさむこともできます。
普段は出っ張ったりしてないんで、普通に荷台の上に荷物をくくりつけることも可能っちゃ可能ですYO!
でも意外とバネの力が強いんで、大根などをはさむと切れ口の鈍い輪切りが出来上がるでしょう。

これはハンドル部にヘルメットホルダーを装着しているの図です。ストック状態ではヘルメット固定用の装備が無いんで、少しバイクを離れるとき、ここにヘルメットを通しておきます。これはオプションで2~3千円だった気がします。取り付けも非常に簡単。ドライバー一本です。5番アイアンでは無理です。

一丁前にフューエルコックがついてます。ウチじゃいつも全開ですけどね!だってしばらく乗らないとエンジンのかかりが悪いんだもん(気のせいかも)

左足のレールに、こんな穴があいてまして、奥に黒いポッチが見えるのがわかりますか。これはゴムのボタンになっていて、燃料を送るポンプの役目を果たしています。
外出先で燃料がリザーブまでいったとき、しばらくはエンジンがかかりにくいので、このポッチを何度か押してやると、燃料がエンジンまで行き渡る役目をしてくれますよ。この装備がついているモペッドはあまりないそうです。実用品を生み出すドイツSACHSならではですねー。

メーターパネルでござんす。こちらは一応60キロまで目盛りがふってあります。カタログ性能によると、最高速は時速55キロ。まあ妥当なメーターってところですかねえ。
で、パネル左側についている、婆ちゃんのコメカミに貼ってあるパッチみたいなオレンジ色のは、ウインカーインジケーターです。ウインカースイッチの接度感がイマイチで、ウインカーブザーもついていないので、これはありがたい装備であります!

このバイクの中心部となるエンジンです。僕はこのへんはよくわかりませんので、説明はできませんw

そうそう、忘れていました。右手のグリップには当然アクセル。で、我々日本人にはなじみが薄いんですが、右手側にウインカースイッチがついています。はっきりいって、メチャクチャ操作しづらい。アクセル調節しながらウインカー出すのは至難の技です。
簡単に取り付けしてあるだけみたいなので、そのうち、左側に移設しようと思います。
ちなみに、右手についている状態で、スイッチレバーを奥に押し込むと←ウィンカー、手前に引っ張ると→ウインカーとなります。慣れるまで大変!!
あと、ちょっと見難いですがアクセルグリップの下側にチョークレバーがついています。
冬場にはこれを引くとエンジンがかかりやすいです。

これはハンドルロックです。バイクまるごと持ち上げるトラック野郎の窃盗犯には無意味かもしれませんが、このハンドルロック、今まで見た原付の中ではかなり頑丈だと思います。うーん、さすがこのあたりがドイチュランド。ハンドルを左に切って停めるのではなく、右に切ってハンドルロックをかけます。

これは嫁が一番惚れたポイント、燃料タンク。このバイクっぽさがいいですよねえ。よーく目をこらして見てください。
ほーら、だんだんYAMAHAのSRに見えてきた・・・
■■-っ んなこたぁーない(タモリ調)

これはオプションのサイドバッグです。これはメチャクチャ重宝します。けっこうモノが入りますよ。両側についています。多分合皮。TOMOS用ですが、最初から無地のものがあったので、それをチョイスしましたとさ。値段はよくわからん!!

割と固めのサドル。硬質ゴムって感じです。サドルのパイプ径によっては、自転車サドルも流用可能なんだそうです。
おしりに問題を抱えている方は、自転車用の快適なサドルを見つけて交換してみてはいかがでしょうか。円座タイプとか(ねーよ)

これがまたかわいいんですよ。ホイールが。カラフルな雰囲気です。ウチのは白です。なんか、こういうホイールって東南アジアっぽいですよね。僕ら夫婦は新婚旅行で東南アジアをめぐったんですが(さすがに学生のような貧乏旅行はしませんでしたw)、なんか向こうで見るスクーターって、ホイールがカラフル。
ほら。


片手運転で日傘差し。すげえスキル。日本では怖くてできません。もちろん乗っているのはウチの嫁じゃないっすよw
ちなみにこれはラオスという国の田舎町です。日本で言う京都って感じで、町がまるごと世界遺産都市に指定されている、ゆったりとして雰囲気の街です。爆走しているスクーターやクルマは皆無でしたw
さて、話が脱線しましたが・・・そうそう、optimaのホイールの話でしたね。
optimaのタイヤはHONDAのカブと互換性があります。パンクしたり、タイヤ替えたい場合はHONDAのショップに相談してみるのも、テですよ。やったことないのでわかりませんけど・・・
僕はメカニック素人なのでこれぐらいにしておきます。写真で勘弁してくださーい。
また別の機会に、乗り心地とかも報告したいと思ってます。まだ慣らし運転が終わってないもので・・・
とりあえず
45キロ出すと振動で腹の肉が揺れる。
僕はデブではありませんので、つまりそれぐらい振動が厳しいということです。
原付然として乗るぶんには全く問題ないですよ。都内、山手線圏内で昼間に乗るには非常にノンビリとしていて良い乗り物。とにかく、他の交通が高速で流れていない道で楽しめる乗り物だと思います。
あ、そうだ、このモペッドの特徴であるコースターブレーキのことを書くの忘れてた!!
写真がないので、そのうちまた。
ではまた!!